底辺ニートは社会復帰の夢をみる

社会復帰を目指す底辺職歴なしニートの日記帳

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥

質問のタイミングというのがいまいちつかめない。

質問しすぎて進行が遅くなり、その分周りに迷惑をかけるのも

どうかと考えるといまいち手を伸ばせない。

聞かなきゃ、聞かなきゃと思いつつも

いつもギリギリになる。

といっても、そのまま聞かないという選択肢はない。

 

教えを請いに来ている。

なのに何も学べずに帰ったらその一日が無駄である。

そして、その日学べないまま次の日を迎えれば

おいて行かれるのは間違いない。なので

「ここか!」とか「いや、もう少し後か!」

とか必死に空気を読みながらタイミングを伺っている。

 

クラスで一番の劣等生である。

予習復習していてもなおこれである。

能力確認テストとやらが来週にはあるというのに

この調子だと不安しかない。

C判定を取ればとりあえずは残れるが

それ以下だと恐らくさよならバイバイである。あぁ、無常。

せめて、Bを取りたい。

本音を言えばAを目指したいが、ちょっと難しいかなとか思っている。

 

まぁ、頑張ろう。おいて行かれない様に。

魔性のスマホ

訓練を行う教室……

教室で良いのかわからないがその部屋は広すぎず、訓練生同士の距離感は近い。

なので、昼食の時間はわりと会話になったりする。

決まって口を開いてくれるのは人生経験豊富な方だが、

ネタが尽きない事、尽きない事。

長く生きるという事がアドバンテージではない。

経験こそが本当の価値で、年齢ではなく誰かを敬うなら

その経験にこそ尊敬の念を込めるべきだと思う。

私も年齢だけは無駄に重ねているのだが、

それで威張りたいとか思ったことはないので、

基本的に年功序列とやらはポイでいいんじゃないかと思う。

 

話しはそれたがとにかく訓練生同士は距離が近い。

朝、自分から挨拶すればきちんと挨拶は返ってくるし、

会話もわりとあるのだ。

だが、大体の場合休み時間、昼食休憩中は

ほとんどの人がスマホを弄ったりしている。

その中には私も入る。

 

無論、予習や復習もしているのだが

軽い確認だけなので10分ぐらいで終わってしまい

間が空くのだ。すると、知らず知らずの内に手が伸びている。

ついったーを弄ったり、小説を読んだり、時間を潰す手段は無限にある。

夢中になるのは正直、分かる。分かりすぎる。

 

もしかすると、将来は近くに居ても

メッセンジャーアプリやスマホでコミュニケーションを取る

日が来るのかもしれない。顔を見て話せないというのは

ちょっと微妙な部分はあるのだが、顔を見ないからこそ

話せる話もあるのだ。だから、それならそれでいいんじゃないかと私は思う。

 

さて、予習をしようかなぁ。

体のバランス

中学の頃は頭を使いそうなことほど夜にやっていた。

夜の方が頭が動くし、そのまま徹夜してもいい。

そんな魂胆だったことをよく覚えている。

あれから10年。

今は片付けるべき作業は朝、あるいは夕方に集中的に片づけてしまっている。

夜は眠い。眠いと効率が落ちる。

というかそもそも起きていられないのだ。

徹夜なんてよほどの興奮状態でもなければ無理だろう。

歳を取ったからなのか、生活リズム自体が変わったからなのか。

いや、でも高校の頃は毎日9時には眠っていた気がするので、

全盛期に戻ったのかもしれない(まずありえないが)

 

でも今の状態はちょうどいいと思っている。

昔の様に夜更かし可能ならば際限なく夜更かしをしてしまいそうだし

パソコンがある今の時代はそれが問題なく可能なのだ。

無理なく、ちょうどいいぐらいがいい。

自分のペースでやっていこう。

本をまたよく読むようになって、栞を使うようになった。

といっても読み終わってもほんの最後のページに挟んで

「ない!ない!」とかする事になるので

最近はそこらへんにあったレシートを使う事が多い。

 

でも最近使っている栞はそこそこ厚さがあり、

固さもあるので取り出しやすく便利だった。

何気なく手に取ってみると危険物取扱者の免状だった。

思えば証明書にも使えるかもとわざわざ更新にまで行ったのだが

ネットでみるとマイナーな資格なため、

お店の店員が分からない。図書館や市役所の人間でも分からない場合が

多い為、使えないという事だった。

 

知事の判子まであるのにそれはどうなのかなぁと思いつつも

それを栞に使っている私も

あまり強くはいえないなと思いつつも、それをほんの中に戻した。

何時か使う日があるのかなぁ。

質問多し

昔、何かで心理テストだったか脳科学だったかで

自分のタイプを見た気がする。

論理的でもなく、といって突発的な発想力もなく

人の輪を力とする、そんなタイプで。

要するに、お前は才能なんかねぇから

人材利用しろ。経験を積んでそれで補え、カス!!!!!

 

という感じであった。

当時はこの野郎……と思ったが、

今は思う。確かにその通りだわ、と。

才能もなく、かつての様なガムシャラな行動力もなく、

すっかり落ちぶれたものだが、あの頃あった

慢心やおごりがだいぶなくなった事を思えばある程度は成長と

いえるのかもしれない。

 

1時間程度なら居残りしても良いと言われている。

私はとりあえずきりが良い場所までやっていく。

構文をよくみて、その日やった事をしっかり理解してから帰る。

あるいは、此処がいまいち分からないから家でしっかりやるぞ

という場所を記憶してから帰るのだ。

結果、最後に残る事がわりとある。

講義が終わればさっさと帰る、家でゆっくりしよう

そんな事を最初の内は思っていた気がするが、

まぁ、仕方ないだろう。

 

努力という物の大切さを今、思い知っている。

1歩を確実に進む

 劣等感に苛まれ苦しみつつも、

毎日心がけている事がある。

それは、その日の範囲を確実に理解する。

要するに、確実に1歩前進するという事だ。

周りを見渡すと1歩歩いただけで、その先の2歩を理解して

飛ばして進んでいく人間や、5歩分ぐらい理解してしまっている人間もいる。

此処までコテンパンにやられると、

流石に自分がアホだというのはいやというほど理解する。

いや、理解していたんだけど、さらに理解させられるという謎の状態である。

数週間も経てば周りの理解が早いというより、私の頭が悪いだけであり、

自頭の性能の差はもうしょうがないとあきらめもつく。

だからこそ数を重ねるしかない。周りより長く勉強するしかない。

30分ほど居残り、キリの良い範囲まで終わらせる。

課題は家に持って帰って先にすませておく。

そして、分からない事は聞く(正直、無駄にプライドが高いので

              周りに頭が悪いのが筒抜けになるこの瞬間がキツイ)

 

プログラムの授業であっぷあっぷしているのに

サーバーの勉強が混ざってきたらどうなるんだと心配な気持ちも結構ある。

まぁ、逃げるという選択肢はない。

今のうちに予習しておくべきだろう。

進もう、確実に1歩を。

 

 

毎日が勉強である

訓練校に行くたびに劣等感を感じる。

様々な業種を経験した人、

バリバリの理系。私より長く人生を歩いて来た人。

あまり細部まで語っていると身バレしてしまうので

何人いて、どういう人たちがいるという所までは話さないが、

まぁ、彼らはかなり優秀な部類に入ると思われる。

結果、教室の中での私の性能は下から数えた方が早い。ケツだからである。

中々にキツイものがある。必死に頑張っても周りについていくのが

やっとで、先日のチームオリエンテーリングの様なものの時は

全く何をすればいいのか分からず、私はただカカシになるしかなかった。

毎回、劣等感と焦燥感でゲロを吐きそうである。 吐かないが。

 

でもやはり外にでてみてよかったと思う経験がある。

色んな人を観察できる。しゃべり方、話題の広げ方、知識。

自分の身になるものは多く、そういう技術を

少しずつこっそり盗ませてもらっている。

すぐに生かせるとは言わないが、1年後、2年後。

ある程度経験を積んで行けばこの時の事が生きるのでは、と思っている。

 

それと、一番の恩恵はやはり聞ける人物が近くにいるという事だ。

講師の方は現役を離れて長くなるが、一度は現役に居た人であるし、

私たちに教える為に、テキストなどで知識を常にアップロードしている筈だ。

今の所、私たちに分からなかった事が講師の方も分からないという事はない。

プログラムを勉強していた頃、手詰まりになる事は多かった。

そうすると勉強はそこで止まってしまうのだ。逆立ちしても分からないからである。

Google先生に頼って限界まで調べてみはするけども解決できなくて

数日そのままという事もザラにあった。

それを考えると今の状況はずいぶん、恵まれていると思う。

私は優秀ではない。平均的でもない。そこからやや下の位置にいるのだ。

だから、人よりやるしかないというのはよーくわかっている。

訓練校で終わらなかった課題は家に持って帰る。

予習復習を徹底する。そこまでやっとおいて行かれない。

疲れてしまう時もあるが、この疲れを心地よいと感じる。

 

頑張ろうと思う。

あと数か月、最後まで走り切れば何かが見えてくる筈だ。