底辺ニートは社会復帰の夢をみる

社会復帰を目指す底辺職歴なしニートの日記帳

全てが分からない事ではない

訓練を受けていて、分からない事はある。

でもそれ以上に分かる事は増えた。

バグを見て、瞬時にバグの発生地を突き止められるようになったし、

完全にはわからなくても、なんとなくここが原因だなというのは

初見でも分かる様になった。

 

自分を常に低い位置においていた私だが、

こうしてみると確かに成長しているのだ。

多少は評価をするべきだ。よくやった、といいきかせて今週も乗り切った。

個人的なメモと、授業の内容をいつでも読み返せるように

書いていたメモも半分を越えて、訓練が終わる前、

あるいは終わる前に就職(できたらいいね)の頃には使い切っていそうだ。

 

先日、交番に行った。

お恥ずかしい事に財布を落としたのだ。といっても、落としたのは小銭入れ。

中身も300円ほどだったので、ダメージはなく、

結局、今も見つかっていないのだが……

まぁ、そんな時に言われた事を思い出す。

「ご主人は~」

 

既婚者じゃありません! まぁ、実際はそんな意味じゃないのだろう。

妙な話だが、一人の大人として見られたのだな、私は、と感じた。

なるほど……と、ちょっと嬉しかったのを覚えている。

 

あと数年で私も30になる。

ずっとニートをしていたので、30手前という自覚は薄い。

むしろ、運動能力としては逆に

今頃になって徐々にあがっているので(妙な話)

逆にピークに近づいているという感じがする。

普通は20でピークを迎え、徐々に下がって歳を自覚するのだが……

大器晩成型だったのだという事にしておく。

 

30になったらいいおじさんになりたいな、と思う。

あの頃の私は道に迷っても導いてくれる人がいなかった。

だから、私はあの頃の私と同じように迷ってる人に指標をしめせるような

大人になりたいと思う。