底辺ニートは社会復帰の夢をみる

社会復帰を目指す底辺職歴なしニートの日記帳

夢見がちな自分。それでいいと思える

漠然としすぎている、とは1週間前だったか、2週間前。

私のジョブカードというものを受け取って言い放たれた言葉だった。

あんまりしっかりと書いて特定されるのもなんなので、

適当にお茶を濁しながら書くが、つまるところ

1つではなく複数の武器を持った、どこでもやっていける

つまるところ、一生くいっぱぐれない人材になりたいと書いたのだが、

「この世界になんでもできる人間なんていないからね。

 大体、一点極化。それで一生食べていくんだよ」

みたいなことを言われた。

因みにゲームにも進みたいということを伝えると

「数日眠れません。体持ちません。

そんな世界は薦められません。夢を見るのはやめましょう」

と、いわれた。いや、まぁ、厳しいのは知ってますので。

そのうえで行きたいと思っていますので。

まぁ、とりあえずは今は保留。一刻も早い就職を目指します。

と、答えてとりあえずは頷いてもらった。

 

こういうのもあと数回で終わりらしい。その為に今、

最後と思ってジョブカードを仕上げているが、やはりうまくいかない。

こう直した方がいい、というアドバイスをもとに仕上げているのだが、

やはりうまく書けない物だ。

要するに私は自分の言葉を体裁を整えて包むのが苦手なのだ。さもありなん。

 

まぁ、自分の言葉そのままで

通用しないのが社会というものなので、そこらへんはなんとかするしかない。

全く思ってないことではなく、「こうしたい。してみたい」

と思った事を、それなりに見える様に整えて出してみることにする。

まぁ、一度もっていって推敲もお願いしてみる事にする。

 

今日、本屋に立ち寄った。

君の名はのビジュアルブックを見つつ、たちすくむ。

高い、買えない。だが、あの映画の背景は本当に好きだった。

のどから手がでるほど欲しい。でも、お金がない。

凄いしょぼいことなのだが、心の底から就職したいと思った。

正夢にならないように努力するしかない

訓練中、ふっと眠ってしまう事がある。

昼食を取った後の1時間の間は、たまにそんな事がある。

5分もないが、そんな時に見る夢はとても恐ろしい。

気が付くと、私以外誰もいない。皆、就職しましたという夢だ。

ハゥワァ!!!と心の中で叫び声をあけて、目をあけると

いつもの部屋。メンツもいつも通り、

情けない事だが、安心する。

 

授業は分からない事はある。

それでも話を聞きつつ、見返しつつ、

なんとかついていっている。

講師の先生は出来れば最後まで残らないでくれるのが

ベストだといっていたので、9月中にはまた

就職活動を再開するかぁ、などと考えつつも

最近はわからないことが多いのでわりと余裕がない。カツカツである。

 

これでも大分余裕を持てるようになった方であるのだが、

自分の何よりの非才具合を証明している。

わりとできなかった隣の方にも気を抜いた瞬間、追いていかれそうに

なっている。やばい。

 

今日の復習は終わった。明日はついていけますように。

そんな事を思いつつも今日は終わる。

 

広い視点を持つ

気が付くと、訓練所の部屋で皆を眺めている時がある。

細かな動きやしぐさで人柄は分かるし、

やっていることも人それぞれでものすごく面白い。

人間観察はあまりよくない趣味だとは思っているのだが、

私はこういう誰かを見ている瞬間や誰かの笑顔などの感情の発露する瞬間を

頭の隅に集めるのがわりと好きなので、人間マニアなのかもしれない。

オタクより駄目だろ、それは。ただの変態である。

 

ただ、こうして色んな人たちを知って、

その人たちが十全に、それ以上に働ける空間を作れたらどんな結果が

産まれるだろうと思う事は多い。

そういう場所を動かすのは凄く楽しいだろうなと思う。

充実感があって、結束感があって、

無駄な飲み会を繰り返さなくても、きっと周囲はまとまって

一つの目標に向かっていく。

そういうものを人はリーダーとか呼ぶのだろうけど、

私が目指す先を、単にそう呼ぶのは少しためらわれる。

私の理想は常に前に立つのじゃなくて、隣から、あるいは後ろに立って

少し背中を押してあげるような役目。

どっちかというと、お父さんやお母さんという方が近い気がする。

なるほど、満足いく家庭を得られなかった私は

分不相応にも、人を育てるという立場に立ちたいと思ったわけか。

 

家族というものを、厳密には親。

母には裏切られたし、父は向き合ってくれない事の方が多かった。

だから、そういう関係に嫌悪を抱いた事はあるし、今でも苦手意識がある。

でも、私がなりたいのはそういう立場なわけだ。

面白いな、人間か。私を含めて謎だらけ。

カテゴリーなんて枠にとどめてはいけないのかもしれない。

 

眠りと戦う

昔、削るものといえばまっさきに睡眠時間で、

かー! 3時間しか寝てないわーーー!

ではないが、実際に3時間しか寝てないとか

実はまる1日寝てないという日がそれなりにあった。

ゲームがしたい。小説が書きたい。創作活動がしたいと燃えていた頃である。

 

それが今となっては、まっさきに削るものは

遊び時間か、休憩時間でむしろ眠気にはまったくあらがえず

時には10時になったらもうおやすみ、という日々もある。

実は今日もわりと眠い、負けそうだ。

 

帰ってきて、がっつりさぼっていたという訳ではない。

時間はすぐにすぎっていって、気が付くとカッツカツになっている

重要資源なのだ。

今日も足りなかった。明日も足りないのだろう。

足りない物は仕方ない。望んだところで増える者じゃない。

今日はもう寝てしまおうか。そうしよう

自分を信じてやってもいいんじゃないのか?

朝、前夜動かなかったあれこれを考えながら寝付いた。

というか寝落ちした。まぁ、歯も磨いていたし、

後は寝るだけでという状態だったので問題ないのだが、

布団をかぶらないとクーラーの風があたるので風邪だけが心配なのだ。

といっても、冷房全開でねた時特有のだるさはなかった。

恐らく、寝てからすぐに電源は切れたのだろう。

最も、それはあまりよくない事だ。深夜、アスファルトにため込まれた

熱は排出され続け、場合によっては外は30度を超える事があるらしい。

なので、就寝中もクーラーの使用は推進されているのだ。

逆に体によくないんじゃ、とか思うが

それで倒れている人がいると聞いたのでは、まぁ、信じざる終えない。

といっても、私はクーラーは苦手な方なので、

就寝後3時間で切れる様に設定している。

 

プログラムの修正は結局、夕方までかかっていた。

なぜ、動かない。どうして、と諦めかけていた。

プログラムに間違いはない筈だ。基礎設定も間違ってはいない筈。

だが、動かないという事は自分が悪いのだとげんなりしていた。

最後にしようと、諦めつつ素直に手打ちでプログラムを打ち込んでいた。

すると、普通に動いたのだ。

 

つまるところ、設定は間違っていない。自分の作ったプログラムも

正しい。ただ、プログラミングのソフトが暗黙的に裏で行っている

見えない部分に原因があったのだ。 くそが(漏れ出た本音)

 

この2日、ずっと自分を疑ってきた。

というか、自分を改めたあの日から私は自分を信用した事がない。

もっとも信用ならないのは自分の勘と自分自身であると思い、

常に疑って生きて来た。だが、思うに……

それは間違いだったのかもしれない。

 

結局、助けてくれる仲間が常にいるとは限らない。

そうなると最後に頼れるのは自分自身なわけで……

自分を信じれる様になれなければいけないなぁ、そう感じた1日だった。

もしかすると、自分を信じていないから自己PRも書けないのかもしれないな。

というか、十中八九そうであろう。

バグ、そしてバグ

今日は朝に軽く復習。そして、昼から少し出かけて予習する気だったのだが

最終的には1日、パソコンとにらみ合っていた。

些細な事から、バグが発生し(しかも状態的にはエラー0)

そのエラーの解決に一日を消費してしまった。

しかも、最終的には解決していないのだ。

プログラムのツール自体を入れなおし、

ツール自体がバグっていたのか、それとも

コピー元の方に原因があったのか、という作業を明日の朝からはじめねばならない。

今日、今日はもう勘弁してほしい。

流石に集中力が残っていない。

 

しかし、最終的に徒労に終わった1日だったのだが、

まぁ、考えようによってはいい経験が出来たのでは、と思える。

前にも言ったが、私は突然の出来事に弱い。

今回の様な事が訓練校、あるいは就職できた場合の

就職先で起きた場合は、大慌てで何もまともにできなかっただろう。、

今回、これを経験したので何やっても無駄だろうと

素直に周りに聞くことができる。

 

失敗からしか学べない。

そんな自分の性質は好きではないが、

残念ながら一生付き合っていくしかないのだ。あぁ、無常。

さて、今日はもうクーラの効いた部屋で涼んでしまおう。

頑張るのは明日からだ。

ずるずると居続けてはいけない

少し前に言われた事なのだが、

「最後までいないでください」というのが印象に残っている。

ハローワークの人に言われたのは「修了まで~」

という感じの事だったので真逆だったのでよく印象に残っている。

言い分としてはこうである。

 

・君の経歴の場合、

 スケジュール後半の企業実習から就職を狙った方がもっとも勝率がある。

・だが、可能性があるというだけで勝率がどれだけあるか具体的には分からない。

 

まぁ、つまる所就職しないと

施設の就職率が下がるのでばんばん応募して勝率は1%でも

上げて、お願いだから就職したという形で訓練所を修了。

あるいは途中退校してくれという事だった。

 

色々とポジティブな形で励ましては貰ったが、

やはり長い空白期間。白い職歴。それを見て

難しいなとか、もしかしたら実習先自体がないんじゃ……

とかぼそっと呟いていた気がするので、

あぁ、やはり厳しい立場なんだなと再認識してしまった。

 

中途の市場の最もピークなのは9月-11月だという。

なので9月から準備をして、最低でも10月末までに勝負を決めなければ

私は終わりなのだと、そんな事を発言の節からにおわせていた。

 

厳しいなぁ。本当、いやになる。

でも、ニートをして、あの期間を経て

いなければ自分の意識は変わらなかったし、

その中で手に入ったものも確かにあるのだから、私はあの期間を

全くの無駄だったとは思わないし、いうつもりもない。

 

7年……もうすぐ8年前から

私はずっとさなぎの中にいたのだと思う。

あの時、弱い自分は傲慢になって人を見下す事で自分を保っていた。

それが悪い事だと分かりながら、よくない事だと意識しながらも、

そうすることでしか自分を保てなかった。そして、限界がきて、壊れた。

そして、あれからたくさんの時間がすぎさって、

やっと今、やっとさなぎの外に私は居る。

 

私は弱い人間だった。今でも強いとは決して言えない。

でも、人を見下さない様になって

自分の弱さを認められる様になって、それと共に生きていく

そう、決める事が出来たのだから少しはマシな人間になれたのだ。

たぶん、きっと。此処から、私という人間はきっと、始まったばかりなのだ。