底辺ニートは社会復帰の夢をみる

社会復帰を目指す底辺職歴なしニートの日記帳

メモ帳

元々、忘れやすくて頭が悪い。

でも、そんな私はメモを取ろうという発想がなかった。

というのも、取っていた事はあったのだが悉くなくしているのだ。

なので、しばらく取っていなかった。

でも、最近は取り始めた。小さなメモ帳にだ。

 

というのも訓練初期、スピードに中々ついていけなくて

内容を写すなんて、とてもじゃないが出来なかった。

でも、さらっとしか話さずプリントもテキストにも本にもない事が

偶にあったので、これはメモしておかねば……

と、かける範囲で最初はテキストや本に書いていた。

でも、その内思ったのだ。書きづらいと。

 

最初の2週間ほどをこえて、やっとスピードになれてきたころ、

メモ帳をかった。全く使わないだろうなと思いつつも、

少し思ったことや、訓練のメモを始めるとわりと高頻度というか

2日に1回は出番が来る。

訓練が終わるころにはページがなくなりそうだ。

書き終わった後はなるべく持ち歩いて、しっかりとっておこうと思う。

 

でも、こんな私でも心の中にはメモ帖があった。

私はわりと常識というものに疎い。

家族との交流が少なめで、ただす事も教えてくれる事もなかったため、

わりと失敗がある。とっさの事に反応できないのも、

困った時はおろおろしている事が多かったので、

考えるというプロセスが馴染み切っていないという事もある。

あ、今のはまずかったな。これはいけないかもしれない。

基準というものがないため、目分量になるのだが

大雑把に「たぶん駄目」「これは大丈夫」で心の中でメモをわけている。

 

一度目の失敗は二度、ある事が多い。

でも3回目はほとんどない。

でも、2回失敗したら定期的に過去の失敗を思い出して

似たシチュエーションがなかったか思い出しているから、起きにくいだけなのだ。

もっとも、似ていても一つとして同じ事はない。

なのでしくじる時はしくじる。

 

でも、そういうケースを少しでも減らそうと失敗は覚えておく。

今日の失敗が明日の為になる。そう思うと少しは良い事に思える。

が、やはり失敗はものすごく辛いので、出来ればしたくないところだ。

たまには成功のノート(心の中)の方も増やしたないなぁ、と思う今日、この頃。

自信をつけるなら、こっちの方がいいんですけどね。中々、成功というものはない。

辛い!