底辺ニートは社会復帰の夢をみる

社会復帰を目指す底辺職歴なしニートの日記帳

ずるずると居続けてはいけない

少し前に言われた事なのだが、

「最後までいないでください」というのが印象に残っている。

ハローワークの人に言われたのは「修了まで~」

という感じの事だったので真逆だったのでよく印象に残っている。

言い分としてはこうである。

 

・君の経歴の場合、

 スケジュール後半の企業実習から就職を狙った方がもっとも勝率がある。

・だが、可能性があるというだけで勝率がどれだけあるか具体的には分からない。

 

まぁ、つまる所就職しないと

施設の就職率が下がるのでばんばん応募して勝率は1%でも

上げて、お願いだから就職したという形で訓練所を修了。

あるいは途中退校してくれという事だった。

 

色々とポジティブな形で励ましては貰ったが、

やはり長い空白期間。白い職歴。それを見て

難しいなとか、もしかしたら実習先自体がないんじゃ……

とかぼそっと呟いていた気がするので、

あぁ、やはり厳しい立場なんだなと再認識してしまった。

 

中途の市場の最もピークなのは9月-11月だという。

なので9月から準備をして、最低でも10月末までに勝負を決めなければ

私は終わりなのだと、そんな事を発言の節からにおわせていた。

 

厳しいなぁ。本当、いやになる。

でも、ニートをして、あの期間を経て

いなければ自分の意識は変わらなかったし、

その中で手に入ったものも確かにあるのだから、私はあの期間を

全くの無駄だったとは思わないし、いうつもりもない。

 

7年……もうすぐ8年前から

私はずっとさなぎの中にいたのだと思う。

あの時、弱い自分は傲慢になって人を見下す事で自分を保っていた。

それが悪い事だと分かりながら、よくない事だと意識しながらも、

そうすることでしか自分を保てなかった。そして、限界がきて、壊れた。

そして、あれからたくさんの時間がすぎさって、

やっと今、やっとさなぎの外に私は居る。

 

私は弱い人間だった。今でも強いとは決して言えない。

でも、人を見下さない様になって

自分の弱さを認められる様になって、それと共に生きていく

そう、決める事が出来たのだから少しはマシな人間になれたのだ。

たぶん、きっと。此処から、私という人間はきっと、始まったばかりなのだ。