父と話す
最近、父とよく話す事が増えて来た。
数年前は全く話さない日もあったし、
そういう事から考えると、大分変ったなと感じる。
話すことはとりとめもないことだけど、
父の趣味の野球の事だとか、今日はサッカーを見に行くだとか、
サラダを買ってきてほしい、お茶を買ってきてほしい。
まぁ、なんという一般的な日常会話というべきものを
よく話す様になった。
同時に、体調の悪さを訴える日も多い。
足がしびれる。腰が暑い。調子が悪い。
そんな長生きできない気がするよとか、弱気な発言をする日も多かった。
の、わりにはアイスを食べたり甘いものを食べてたりもするので、
お前、糖尿病だろ!! とか言いたくなるがいってもやめないというのは
よーく身に染みている。
そういう悪い事だけはしっかりと受け継いでいるからである。
どうせなら、その脳みその出来を半分でいいから渡して欲しかった。
家は明るくなった気がする。
少しだけ、ほんのすこしだけ。
出来れば長生きしてほしい。
まぁ、100までいきろとか高望みはしない。
あと10年でいい。返せるものは返しておきたい。