底辺ニートは社会復帰の夢をみる

社会復帰を目指す底辺職歴なしニートの日記帳

郵便を受けを覗き見る

昼、郵便を受けを覗く。

結果はまだ届いていない様だ。

安心した様な残念だったような。どっちかというと安心した

という思いの方が強かった。面接では必死に働きたいという

事をアピールしたつもりだった。

空白期間の事も聞かれなかったし、

質問は志望動機と朝、来れますか? という事だけだった。

待機室で緊張して時間間隔がなかった所為か

自分の面接時間は短かった様な気がして、

もしかしてはなから合格しない様になっていたんじゃとか

相手は俺に微塵も興味がないんだなとか

そんな思いが頭の中でぐるぐるしていて、

手ごたえはなく、落ちた、落ちたと自分で結論付けていた。

 

夕方、手紙はやはり届いていなかった。

光の錯覚で薄い紙が見えた気がしてびっくりした。

前回の不合格通知はものすごく薄かった。

つまり、薄い紙=不合格という認識で間違いはない。

なぜなら、合格の封筒にはそれいこうの

スケジュールについての紙など

いろんなものが同封されているからだ。

あぁ……と落胆した後、見間違いだと気づき

死ぬほど安心した。

 

こういうやりとりをあと2、3日ばかり繰り返さなければいけない

のだろうか。実に心臓に悪い。

高校の合格通知を待っていた時よりも緊張する。

どうか受かっていますように。

合否はその場で出して欲しい

夕方、少し早めに浴槽につかった。

何時もより1時間ほど早い時間で見上げれば窓から

夕焼けが少し差し込んでいた。

目を閉じてゆっくりしようとした時、

ガチャン!と郵便受けが開いた音がした。

そういえば明日からは数日は合否の通知が届くといわれていた期間。

もしかすると少し早めに来たのかもしれない。

行きたくないなぁと長めに浴槽に浸かっていた。

前回の電話で不合格を告げられ、そのすぐ後にわざわざ

ぺらっぺらの不合格通知が郵送されてきたのが完全にトラウマになっていた。

 

そういうのにはなれていると思っていた。

何せ、合計60社以上からお断りを貰っているわけで

またそういうものを貰っても「はいはい、またですね」

ぐらいの感情しか浮かばないと思っていたが、

実際は違った。怖い、怖いのだ。

不合格を告げられるのが怖い、自分を否定されるのが怖い。

なんとも情けない事かと思った。

世の中、認められる方が稀なのに

今からそんな調子じゃ持たないぞと自分に言い聞かせる。

 

勇気を出して、郵便受けを開けた。

父の年金に対するお知らせだった。

はぁ、と一息吐き出して安心を得た。

でも何時までもこうはいかない。

明日は27日。明日か、遅くとも明後日辺りには審判が告げられるのだ。

今度もし不合格だったら、おそらくそろそろ立ち直れないかもしれない。

もしかすると、此処を乗り越えられるかどうかが

ターニングポイントという奴なのかもしれない。

どういう結果にしろ、何かを得る事ができればいいのだけども。

少しずつ暑くなってきた様に感じる。

私はまだ窓をあけるだけで十分なのだが

父はこの暑さに大分まいっているらしく

クーラー様の出番となった。

扇風機も買った筈だが、見れば封も切られていない。

なんのために買ったのだが分からない。

このまま未開封のまま一シーズン終わってしまう気がしている。

 

季節は変わった。

私の状況はというと全く変化を見せず

むしろ、いろいろなものを失った事から考えて若干、

いや、大分悪くなっているだろう。

その状況をなんとか変えたいと応募した職業訓練だが

正直、面接の手ごたえというものは全くなく、

また落ちたのでは……とおびえる毎日である。

2、3日後には審判の日が来る。

それまでこの気持ちは続きそうだ。

 

夏の暑さで汗と共にいろんな悪い物が抜けていくといい。

そう思いながら今日も1日をすごす

意思疎通がうまく行っていない親子

土曜日、明日は雨ということで

庭の植物の片づけを行う事にした。

一番難問なのは木で、これがわりとでかい。

庭の面積をほとんど占有している。

元からそこまで広くない、おまけ程度の庭なので

それ以外には雑草しか生えていないので別に問題ないのだが

それでも周りの事を考えると定期的に片づけはしなくてはならない。

「3時になったら一緒に片づけをしよう」

父はあいまいな返事だがとりあえず頷いた。

3時前、物音に気が付いてベランダに出ると父が木を伐り始めていた。

何をしているの?と聞くと

「お前が何もしないから俺がやっているんだ」と怒こられた。

約束は3時の筈と言ったらもうとっくに3時だと怒られた。

実際は、そのやりとりをしている間にちょうど3時に

なった所だった。

父の部屋の時計は10分進んでいる。

しかしそれは父も理解しているので勘違いして先に動くとは考えにくい。

 

どこで意見がたがえたのか。

いまいち意思の疎通がうまくいかない親子である。

ゆっくりと過ごす

ひとまず一仕事、一仕事いえるのか微妙だが面接が終わったので

今日は気を抜いていた。

といっても起床時間は昨日より早かったのだが……

歳を取ると眠る力が弱くなって、徐々に早起きになるというのは

聞いたことがあるが、まさか……まさか、いやたまたまの筈!

まだ若い、若い!

といってももうあと4、5年で三十路に突入してしまうので

実はそうでもないのかもしれない……

 

午後は少し遠出して映画に出かけた。

家にこもっているのもなんだしという事だった。

少し食べすぎてしまったのでポップコーンはなし。

映画を見るのにポップコーンなしというのは少し寂しいが

まぁ、仕方ないと思いつつ2時間ほど時間を潰した。

中々有意義な時間だったと思う。 毎日こんな感じで

すごせれば幸せなのになとおもうがそんなようにはいかないのだろう。

明日はどんな日? できればいい日であってほしい。

 

頑張るぞ!

面接

朝、6時に起きる。

前日少し早めに寝た所為もあるけども

緊張していた部分もあるんだろうなと思いつつも

起きる気にはなれない。起きると嫌にでも今日が面接という

現実を突きつけられる気がして、しばらくそのまま布団に埋まっていた。

面接で何を言うか事前に考えてはいるけども

実際にそれが聞かれるとは限らないし、結局この準備だって徒労に

終わる可能性の方が多い。

仕方ない。覚悟だけして起きようと起きたのは7時半だった。

 

現地についたのはお昼よりだいぶ前だった気がする。

椅子に座ると同い年。一回り年上。二回り年上と

様々な人たちがいた。皆、手にしたものを読んでいた。

願書のコピーだった。志望動機の所を読み込んでいるのだろう。

私もかばんをあさるがない事に気づく。

そう、そもそも貰っていなかったのだ。

前回の時は普通に貰えたので職員さんが忘れたのだろう。

困った。志望動機は、志望動機。

出てくるわけがない。

仕方ないのでその場でなんとか考えていると

呼ばれた。

 

「では、志望動機を簡潔に答えてください」

 

簡潔に? つまり長すぎず、短く、要点だけ?

頭が真っ白になる。短い言葉でどうやって熱意を伝えたらいいのだ。

結局、10秒ほど悩んで正直に答えた。

プログラマー志望ですがスキルがない為、60社以上落ちました。

面接までいけたのは数社です。此処で技術を学べば就職できると

思い、職業訓練を受けました。以上です。

絶対に就職したいです!

と最後に添えた。その後は一つ二つ質問というか確認があった気がする。

手ごたえはない。というかある方が珍しい。

どうせ結果はすぐ出るのだ。とりあえず今回ので反省点は見えたので

駄目でもそれを次に生かそう。今が駄目なら成長すればいいのだ。タブン。

 

前日

なんだかんだしている内に職業訓練の面接が明日になっていた。

もう少し先だったような、そうでもなかった様な

妙な錯覚を覚えているのはやはり面倒な事を先送りにしたいという

性根とまた落とされるのではという自信のなさからくるものなのだろう。

 

心配なのはやはり時間である。

高校時代、学校はある程度早くつく様に時間を調整した。

遅れるなら早く行った方が良いという事と

満員電車が凄く苦手だったのでそれを避ける為だった。

時間を潰す方法はいくらでもあった。

本を読んでいても良いし、本当は違反だけど少し

携帯を弄っていた時もあった。

滅多にやらなかったが勉強していた時もあった。

しかし明日向かう先はそういう事が出来ない。

 

待合室がないので早く着きすぎないでくださいとも

釘を刺されている。すると困った。余裕があるようで

微妙にないような時間、電車が止まると終了ぐらいの時間にあわせるしかない。

あの場所にマクドナルドやスターバックスの様な場所があればよかったのだが

事前に二度出かけて散策した限り、そういう施設はない。

面接で落ちる前に遅刻で失格になるのでは、戦々恐々している。