底辺ニートは社会復帰の夢をみる

社会復帰を目指す底辺職歴なしニートの日記帳

家族

電車の中で子供を見た。

父親の膝の上に乗りながら、隣の母親と笑顔でいたずらし合っていた。

仲が良さそうな家族だった。

私もああいう家庭だったらなぁ、と思いつつも目が離せなかった。

なんだかんだで、家族の絆というものを求めていたのかもしれない。

 

ふと考えた、自分に子供がいたらという事を。

すぐにやめた。ろくな両親になれないだろうし、

ろくな家庭で育っていない人間がろくな親になれるわけがないのだと。

全部が全部そうとは言わないが、大体がそうだろうと思う。

何より私の様な人間の血は残すべきではないだろうと思って。

 

まぁ、それでもさびしさはぬぐえない訳で。

仕事が見つかったらシェアハウスでも探そうか、

人との距離が近すぎて駄目か?

何にしろ、どうやら私はもう、一人になるのが嫌らしい。