どこにいくのか
ナイスミドルになりたいと思ったのはいつのことか。
多分、2年ぐらい前にの事だったと思います。
後ろから追いかけてくる子たちが自分の道を探す
そんなお手伝いができる様な人間になりたいなぁ、と本気で思って
あれこれ考え、挫折を繰り返しながら、やっとここまで来た。
此処までくるのに2年以上、長かった。
まぁ、このままいけばもしかしてがあるかも、というのは甘いのかな。
でも、前向きに考えたい。
昔は昨日と明日しかなかった。
今という時間はただ、消費しつくしていくだけで
考えず、考えたくもなく、とにかくこの瞬間から逃げたくて
いろんなものに没頭していた気がする。
まぁ、それは小学、中学と同じなんだけどもね。
とにかく、ずっと何かに追いかけれていた様な気がする。
あの感覚は、なんだったのだろう。
今はもう、そんな気持ちは消えて
わりと穏やかに過ごしている。焦りを感じても秒速で忘れる事にして、
それはもう穏やかにくらしている。このまま一生が終えるんじゃないか
という感じであった。
ゆっくり左右を見て、一度後ろを振り返り、それから前に進んでいける様になった。
自分の周りを見る余裕がやっとできた、という感じだ。
まだ見渡す先は闇だから、どこにたどり着くかはわからないけども。
数年後、30を迎えた時には祖父母に報告しに行きたいのだ。立派なおじさんに
なれましたと。それが小さな夢である。