そしてまた図書館へ通う
恋愛小説や漫画といわれるものが昔から好きだった。
といっても、じゃあお前は恋愛に積極的なのかとか、
私はわりと昔から、恋愛死ねという状態であった。
というのも父と母が離婚した理由がはっきりとしない
しかも両者意見が一致せず、どっちかが嘘ついているというより
どっちも嘘をついてる感じな上に、
母は離婚前から不倫していた可能性もあった上に、
父は私が死ぬほど悩んでいるといった時期に再婚するかもしれないと
持ちかけて来た上に、それでもなんとか覚悟を決めて
向こうの人と会う気でいたら、突然空中分解。
まぁ、つまるところ恋と愛とか爆弾以外のなんでもないなと
割と多感な時期に悟ってしまったのだ。
現実の恋愛はクソ。というか現実がクソと悟り切った状態で
非現実というか二次元というか
アニメや漫画に触れていた所為もあって、向こうにどっぷりはまった。
特に恋愛ものはどんなこんなんがあっても、大体は乗り越えるし
別れるにしても二人は納得の上で次の一歩を踏み出すし
「現実より100倍ましじゃん!!!」
となってどっぷりはまっていた。
因みに恋愛ドラマは総スルーだった。3次元だったからである。
まぁ、成長した今となってはあの頃の様にゆがんだ意見は持っていないのだが
それでもまぁ、恋愛はろくなもんじゃねぇなという思いは消え切っていない。
そういう思うがあるからこそ、現実じゃない恋愛漫画とか小説に
どっぷりはまれる気がしないでもないので、
ま、それはそれでいいかと思う。
でも恋愛漫画や小説を読んだ後に、
運命的な出会いに憧れるクソモードになる瞬間があるのはいただけない。
幸せな結婚の成功率は1%未満だ! さぁ、どうする! 現実を見るしかないぞ!
あ、じゃあヒモになります。
とか浮かんでしまったので、あ、こいつ駄目だなと思いました。
次は恋愛小説じゃない奴にするかぁー!