底辺ニートは社会復帰の夢をみる

社会復帰を目指す底辺職歴なしニートの日記帳

幽霊

幽霊を信じている時代があった。

子供の頃は思い込みが強かったからというのもある。

実際、成長していくにつれて信じる思いは消えていった。

自分の見たものしか信じない、そんなひねくれた人間だったというのもあるが。

(ホラーは変わらず苦手であったが)

 

口でなんと言いつつも信じていなかった私がだが、

今、現在はなんというか、信じている。

というのも、実物を見てしまった故に信じざるおえなかったという

だけである。まぁ、見たといってもそれは写真越しであったが。

 

誰もいない家の中、ばっちり写真が取れてしまったのだ。

それは人の足だった。白い靴下をはいた人の足。

自分の足をみるとそこには見事な裸足であった。

まさかな、と何度も見直したがそこにあるものは変わらず、

しかし不快感も恐怖もなかった。

結局、何かあったら嫌だなという事で一応、

写真は神社で焼いてもらった。

 

その経験からか見えない物は確かにある、と今は思っている。

というか、人の心や信頼感。愛とか友情とか、

よく考えればこの世には不確かで見えないものがたくさんあるのだ。

そういうものがあると理解しておくのもいいのかもしれない。