聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
質問のタイミングというのがいまいちつかめない。
質問しすぎて進行が遅くなり、その分周りに迷惑をかけるのも
どうかと考えるといまいち手を伸ばせない。
聞かなきゃ、聞かなきゃと思いつつも
いつもギリギリになる。
といっても、そのまま聞かないという選択肢はない。
教えを請いに来ている。
なのに何も学べずに帰ったらその一日が無駄である。
そして、その日学べないまま次の日を迎えれば
おいて行かれるのは間違いない。なので
「ここか!」とか「いや、もう少し後か!」
とか必死に空気を読みながらタイミングを伺っている。
クラスで一番の劣等生である。
予習復習していてもなおこれである。
能力確認テストとやらが来週にはあるというのに
この調子だと不安しかない。
C判定を取ればとりあえずは残れるが
それ以下だと恐らくさよならバイバイである。あぁ、無常。
せめて、Bを取りたい。
本音を言えばAを目指したいが、ちょっと難しいかなとか思っている。
まぁ、頑張ろう。おいて行かれない様に。