底辺ニートは社会復帰の夢をみる

社会復帰を目指す底辺職歴なしニートの日記帳

その瞬間の感情を大事にしたい

天気はやや曇り。

気分は少し重く、9時ごろまで布団の中に居た。

この季節は曇りでもやや気温が高く、

寝床はほどよい暖かさで、少し目を閉じるだけで

幾らでも寝ていられそうな気がした。

実際、寝ていられると思う。幾らでも。

 

昼過ぎまで父と隣り合った部屋でテレビを見つつ会話をしていた。

一言ふと事を偶にかわす程度だけど最近は会話も増えて来たなと思う。

昼過ぎになり、父が外出をした後はずっと映画を見ていた。

 

この歳になると映画を見ながら

「どうせ助かるんだろ」とかそんな事が頭の隅に浮かぶ。

達観したというか、数多く映画を見て来たせいで先の展開を予想してしまう

様になるのだ。最初の頃の様なドキドキわくわくはもう楽しめない。

それはちょっとショックだなぁと思いながらもテレビに集中する。

気づくとオチが読めていながらも手に汗を握ってしまう瞬間というのは

結構、訪れたりする。喜びや悲しみ。

感情がぐらぐらと色んな方向に揺れ動く。

一つ所にとどまって居たりはしない。瞬間、瞬間、

感情は生まれ、そして同時に死ぬ。

常に新しい自分になるのだと思うと、それは良い事かもしれない。