底辺ニートは社会復帰の夢をみる

社会復帰を目指す底辺職歴なしニートの日記帳

ニートの居場所

こんばんは、なぎなぎです。

今日は久しぶりにお肉を食べました。

スーパーで買って来たものの完全に死蔵になっていたお肉を見つけ

父がもう食べないという事で私が食べました。非常に美味しかったです。

その後は横になってドラえもんを見てました。

いやー、すっかり家が自分の居場所になりましたね。

え、元からそうだろって? いえ、昔はそんな事なかったんです。

居場所が欲しいと思いつつも何処にも居場所がなかった。

少なくとも、少し前までの自分はそうだった。

居場所が無い

ニートという立場であった私は居場所がありませんでした。

道端、コンビニ、本屋、図書館。時間を潰す為に色んな場所に

出かけてみるものの、自分の立場を考えれば考えるほど

何処に行くにも場違いさを感じてしまい、居づらくて仕方ありませんでした。

何処になら居ても良いのだろう、何処に行けば良いのだろう。

そんな事を考えながらうろうろとさ迷う毎日。

結局、居場所は見つからず何処にも行けない私は自宅に引きこもりました。

ですが、自宅すら私の居場所ではなかったのです。

ニーとにとって自宅とは

何処にも行けないニートが逃げ込む場所。

ただ、それだけです。

安心するからとかそういう理由ではありません。

他に行く場所がなくて、何処にも行けなくて

結果的に其処に居るだけです。居場所であるとは良い辛い、

偶に父から飛んでくる「何時、働くんだ?」という言葉が

本当に辛かったです。私だって、なんとかしたい。でもできないんだ。

 

NPOに通ってみた。しかし……

紆余曲折あって、社会復帰がしたいという思いと居場所の欲しさから

行動をしニートや引きこもりの

向けのとあるNPOを見つけ通う事になりました。

しかし、其処は交流会もなく自己啓発セミナーの様な物に

ただ参加させられるだけの日々。

先のビジョンは見えず、職員の対応はどこか冷たい。

全てのNPOがそうではないのでしょう。

ですが、私は数ヶ月通って気づきました。

此処もまた私の居場所ではなかったのだと。

次第に足は遠のき、ついには通うのをやめました。

その後、数日引きこもった記憶があります。

結局、ニートに居場所なんてないんでしょうか?

いえ、そうではないと思います。

 

今、自分が立っている場所が居場所

人との交流から立ち直った後、なんとなく色んな場所に出かけました。

図書館で本を読み、映画館で映画を見て、

本屋でちょっと立ち読みをしてみたり、

祖父母の墓参りに一人で出かけて、墓石に語り掛けました。

出かける頻度が増えるにつれて、出かける場所もどんどん増えていき

自分の世界が広がった様に感じました。

すると、感じていた疎外感も少しずつ薄れていきました。

そして、ある日気づきました。「居場所は何処にでもある」と。

行きたい時に、行きたい場所に行って良い。

居たいと思ったら其処に居れば良い。

そうして自分が自分の意思でたった場所が居場所なんだ。

気づけば常に感じていた居辛さはすっかり消えていました。

今ではすっかり引きこもり癖がなりを潜めています。

おなかが空けばコンビニに出かけますし、必要な物があれば買いに出かけます。

これもどこもかしこも自分の居場所だと思える様になったからだと思います。

なので、これからも少しずつ居場所を広げていこうと思います。

因みに今、一番欲しいのは職場という居場所かな! 

まだ力が足りないけども! もうちょっとだな、多分! 

 

ご拝読ありがとうございました。

明日もがんばるぞ!